国民健康保険
天草市立河浦病院の理念
- 地域住民の視点に立ち、住民のニーズに対応した適正な医療を提供する。
- 救急医療等を確保し、地域保健医療福祉に寄与する。
- 個人情報の保護に努め、適正な医療情報開示を行う。
- 安心して医療を受けられる環境を整備し、職員の安全教育を推進する。
院長あいさつ
病院改革に向けて
平成18年4月 二市八町合併により当時「河浦町立病院」から「天草市立河浦病院」と名称を変えてはや15年が経過しております。
その間、河浦町、天草町を中心に多くの天草市住民の皆様のご愛顧により地域医療を担って参りました。ただこの間は地域住民の少子高齢化を伴う人口減少が著しく、国が示した地域医療構想にもとづき、令和3年度より病床をこれまでの99床(一般39床、療養60床)から66床(一般26床、療養40床)に減床することとしました。
入院に関しましては、住民の皆様にはご迷惑をおかけすることもありますが、何卒ご理解のうえご了承願います。
そのことも含め令和3年度は、河浦病院にとりまして変革の年と考えております。交通の便が悪く、病院受診が困難な患者のため訪問診療や出張診療等に力を入れていこうと思っております。
令和2年には、県の依頼にて「在宅医療サポートセンター」を立ち上げ、在宅医療の拡充と充実を図り、令和3年度は、熊本大学の協力のもと「家庭医療センター」を開設し、かかりつけ医としての地域医療の維持、発達、若い医師の教育などに取り組んでいきます。ただこれには、地域住民を含む多職種の方々のご協力が必要となります。
今後ともご協力をよろしくお願いします。
天草市立河浦病院
院長 中川和浩
病院概要
医療 機関名 |
国民健康保険天草市立河浦病院 |
---|---|
所在地 | 天草市河浦町白木河内223番地11 |
院長 | 中川 和浩 |
病床数 | 一般病床26床および療養病床40床 |
診療科 名 |
内科、外科、総合診療科、整形外科及びリハビリテーション科 |
診療 時間 |
月曜日から金曜日まで 8:30~17:15 土曜日は 8:30~12:30 受付は11:30まで ただし急患は随時受付 |
敷地 面積 |
14,193m2 |
構造 | 鉄筋コンクリート3階建 5,328m2(延べ) |
沿 革
昭和22年 4月 |
旧一町田村施設として診療所を開設 |
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昭和29年11月 |
町村合併によって河浦病院に改称 |
昭和35年 3月 |
移転改築 病床数40床 |
昭和38年 7月 |
国民健康保険河浦町立病院に改称 |
昭和39年11月 |
分院(結核病棟)を併設して増築 結核86床 |
昭和47年10月 |
病床変更 一般70床 結核86床 |
昭和57年 2月 |
病床変更 一般100床 結核26床 |
平成 6年 4月 |
移転新築 病床変更 一般100床 |
平成 6年 8月 |
病床変更 一般99床 |
平成 6年11月 |
病床変更 一般60床 療養39床 |
平成13年 3月 |
救急医療機関認定 |
平成15年 4月 |
病床変更 一般39床 療養60床 |
平成18年 3月 |
市町合併により「国民健康保険天草市立河浦病院」となる |
平成22年 4月 |
地方公営企業法の全部適用となる |
令和3年 4月 |
病床変更(一般26床 療養40床) |
在宅医療サポートセンター設置 | |
家庭医療センター設置 | |
熊本大学病院 地域医療・総合診療実践学寄附講座 河浦教育拠点 |
医療機器
上部消化管用 経鼻内視鏡 |
内視鏡室 | 備考 | |
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1 | 上部消化管用 経鼻内視鏡 |
内視鏡室 | |
2 | 消化管用 スコープ |
内視鏡室 | |
3 | X線CT装置 | CT室 | |
4 | 超音波診断装置 | エコー室 | |
5 | X線撮影装置 | X線室 | |
6 | 能動型自動間欠 牽引装置 |
リハビリ テーション室 |
|
7 | 成人用人工呼吸器 | 病棟 |
感染防止対策について
当院では、天草地域医療センター、天草中央総合病院と連携を図り、院内に感染制御チームを組織して、感染防止対策に積極的に取り組んでいます。
- 院内感染防止のための院内巡回を行っています。
- 感染予防策などを定めたマニュアルを作成し、実践しています。
- 連携病院の合同カンファレンスに参加し、情報収集、技術の向上を図ります。
- 抗菌薬の使用については、適正使用を行っています